私たちの好きなまちは、私たちでつくろう!~鳥栖で活躍する人達を支える「認定NPO法人とす市民活動ネットワーク」

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皆さんこんにちは!!鳥栖PLUS編集長の私、中島重人(@shigehito0505)が鳥栖でキラキラ輝き、活躍する人を取材し繋げていく企画「Tsunagu鳥栖」

第9弾は鳥栖市で市民活動をされる多くの皆様をサポートしている「認定NPO法人とす市民活動ネットワーク」の池上さん、木村さんのお二人にお話を伺いました。

私自身、普段から大変お世話になっているお二人なので、改めて取材としてお伺いしてお話を聞くのは不思議な感じもしましたたが、とってもアットホームな取材になりました。

認定NPO法人とす市民活動ネットワーク

  • 2006年とす市民活動ネットワーク設立(市民活動実践者)
  • 2007年とす市民活動センター開設(トスパレス2階)
  • 2013年フレスポ鳥栖2階に移設~現在に至る
  • 2018年認定NPO法人となる
  • 2021年3月一般財団法人非営利組織評価センターより「グッドガバナンス認証」を取得(全国35番目)

認定NPO法人とす市民活動ネットワーク(※以下、とす市民活動ネットワークと記載)は設立から15年。市民活動団体の立ち上げから組織の運営まで幅広くサポートをしてこられました。現在、登録されている団体さんはなんと100団体以上おられるそうです。毎日の暮らしの中で、社会では様々な課題があります。その社会課題に気づき、向き合い解決するために、自ら団体や法人を立ち上げて活動していこうという想いを抱えた方々が、「認定NPO法人とす市民活動ネットワーク」に相談に訪れます。

とす市民活動センター内写真

サポートというのは、皆さんに寄り添い「鏡」になること

サポートと聞くと、団体を立ち上げ組織として土台を作り上げていくまでの事務的な作業をお手伝いをして下さるという事なのかな?と思いがちなのですが、実はちょっと違います。もちろん、とす市民活動ネットワークの皆さんは、市民活動・まちづくりのプロなので、色々な団体さんの実績や、全国の事例などの情報はお持ちです。

ただ、「市民活動・ボランティア・NPO」団体というのは、普段目には見えない様々な「想い」が原動力になった皆さんなので、誰にでもあてはまる「見本」というものはありません。

それぞれの地域の事情や、そこへかける団体さんの想い・考え方・取り組み方だったり、メンバーの年齢や職種によっては動ける日時も違います。また、スタッフが得意とするスキルによっても、組織の形は変わって来ますし、何よりも、ほとんどの方が、普段のお仕事や家庭がある中で、地域への想いで動いてくださっているので、団体の在り方は本当に様々です。

なので、皆さんの想いや考え方を尊重しているからこそ、お話を聞く中で様々な事例などを紹介し、団体の皆さんが「これでやってみたい」と思えるよう「鏡」となり、そっと寄り添うようにサポートしていく事で、団体さんの活動が軌道に乗っていくよう、立ち上げ時から継続して支援していくこと。それが「とす市民活動ネットワーク」の皆さんのお仕事です。

私たちのすきなまちは、私たちでつくろう!

新聞やテレビを見ていても、大きな社会での課題が尽きる日はありませんし、私たち自身が暮らす鳥栖のような地域でもそれは同じだと思います。そんな、地域の社会課題の為に取り組む団体さんを支え、普段から「聞き手」の役目をされているおふたりは、「とす市民活動ネットワーク」を通してどんな想いや夢を持って、お仕事をされているのだろうと、とっても気になりました。すると、おふたりからが、私たちの想いはこれに尽きます!と教えてくれたのは

「私たちのすきなまちは、私たちでつくろう!」

という言葉でした。この言葉から分かる事は、おふたりとも、鳥栖という町を心から愛しているという事です。「とす市民活動ネットワーク」に登録頂いている団体の皆さんの活動が、鳥栖市の未来を作っていく。それぞれが「自立」して活動していける為のサポートに徹するお仕事。かっこいいです!

「認定NPO法人とす市民活動ネットワーク」には、相談に乗って頂いたり、団体さん同士がコミュニケーションを図れるオープンスペースや、研修会をする際に使える会議室などもあります。(下記写真)

自主事業「木育推進啓発事業」「NPO応援GO!GO!基金」

そんな皆さんですが、自らも「認定NPO法人」として、環境保全・森林保全を目的に「木育推進啓発事業」、まちづくり、居場所づくりや地域を元気にするための「NPO応援GO!GO!基金」を発足し、地域・行政・企業と共に社会に向き合って活動されています。

「木育推進啓発事業」の「木づかいフェスタ」

2021年11月には、サンメッセ鳥栖・都市広場を舞台に「木づかいフェスタ」を実施しました。参加団体の協力により開催する「木育体験」や「ワークショップ」や、最近では「モルック」体験コーナーも大人気!中々触れることが少なくなってきた「木」の温もりを感じられる1日となり、小さいお子さんやご家族も、いつも楽しみにされている事業のひとつです。「フレスポ鳥栖」の、ウェルカムコートでも定期的に開催されていますよ♪ぜひぜひ、小さいお子さんがおられる方は、一緒に遊びに行ってみてください( ´ ▽ ` )ノ もちろん、大人の方が楽しめるコンテンツも、盛りだくさんですよ!

事務所にも、木育の際に作られたのかな?オリジナルキャラクターのふくろうの置物がおいてありました。

木が飾ってあったり触れたりするだけで、人は温もりを感じますね。

 

「NPO応援GO!GO!基金」

認定NPO法人とす市民活動ネットワークは、鳥栖市を拠点に、鳥栖地区及び佐賀県東部地区を対象に市民活動を支える中間支援組織として活動しています。そこで、皆様から寄せられた賛助会費、寄付金などの一部を原資に、この地域でがんばっているNPOのみなさん(CSOも含む)を対象に、地域住民がつどい、つながり、そして広がる活動を応援するため、「NPO応援GO!GO!基金」の活動助成金を希望される団体の募集を行い、助成しています。

令和3年度に企画された「第3回NPO応援GO!GO!基金」では、佐賀県東部地区でボランティア・市民活動を行なっている、又は始めようするグループ・団体、高校生・大学生グループや久留米市・小郡市近隣地区の団体を対象に募集を行い、応募された団体さんの中から厳正な審査・面接の結果、先日支援団体さんが決まったとの事です。

写真は、「第3回NPO応援GO!GO!基金贈呈式」の様子です。

第3回「NPO応援GO!GO!基金」採択団体贈呈式の様子

■第3回「NPO応援GO!GO!基金」助成事業採択団体贈呈式の様子はこちら(外部サイト)

最後に記念撮影

最後に、今回お話を聞かせて頂いた池上さん(左)・木村さん(中央)と記念撮影。お忙しい中、お時間を作って下さり、誠にありがとうございました♪取材後も、「鳥栖がこんな街になっていったら良いね」と話が尽きませんでした。コロナ禍で、「人と人」が関わるという事自体がますます希薄になってしまっている時代ですが、地域を作るのは、やはり「人」です。

「こんな組織・団体を作ってみたい」「ボランティア活動に参加してみたいけど、何からはじめたら良いか分からない」という方、ぜひ一度、「認定NPO法人とす市民活動ネットワーク」を訪ねて登録されてみませんか?相談してみるときっと、そっと寄り添いながらあなたの「鏡」となって、「道標」となる様々なお話を聞かせてくれるはずですよ。

認定NPO法人とす市民活動ネットワークの木村さん(真ん中)・池上さん(左)と鳥栖PLUS編集長の中島(右)

住 所 〒841-0026
佐賀県鳥栖市本鳥栖町537-1 フレスポ鳥栖2階
開館時間 平日/10:00〜19:00
(19時以降要予約)
土・日・祝/10:00〜19:00
休館日 水曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
5月の連休(5月3日~5日)
電話番号 TEL:0942-81-1815
FAX FAX:0942-80-8122
WEBサイト https://npo-tosunet.org/

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この記事を書いた人

重人プロフィール
         

:中島 重人

鳥栖PLUS 編集長

14歳の頃から22年以上、河川活動に取り組む。Good Newsという団体で筑後川のゴミ拾い活動や自然体験活動を行っています。 家族は妻と長男、そして一卵性の双子の長女と次女の5人家族。2018年、地域プロジェクト「鳥栖PLUS」編集長を務めさせて頂く事になりました!楽しみます! ◆ブログ https://goodnews-0215.localinfo.jp/

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