夢は佐賀で暮らす人々の人生を描く絵本を100冊発刊する事〜【絵本作家「園木まさ」さん】

      つなぐ鳥栖Vol.15/絵本作家・園木まささん

皆さんこんにちは!!鳥栖PLUS編集長の私、中島重人(@shigehito0505)が鳥栖でキラキラ輝き、活躍する人を取材し繋げていく企画「Tsunagu鳥栖」

第15弾は佐賀で暮らす人々の人生を「絵本」にした物語を発信し続けている、東京都出身、鳥栖市在住の「園木まさ(ペンネーム)」さんにお話を聞いてきました。

 

園木まさ

東京都八王子市出身。色々な人の人生を見聞きしてきた中で、ふとしたきっかけから、どこかの誰かの人生をモチーフにした絵本の創作活動を始める。

「楽しみながら、自分でしか出来ないやり方で出来る事」を  考える事で生まれた「絵本作家」という道

園木さんは東京都出身、現在は鳥栖市で暮らしています。実は、「絵本作家」本業とは全く違う業種のお仕事をされています。園木さんは目を輝かせながら「楽しみながら自分でしか出来ないやり方で出来る事をと想い始めたのが、絵本作家だったのです」とおっしゃいます。

 

気持ちにフタをして生きてきた子ども時代

子どもの頃からゲームが好きだったという園木さん、「RPGゲームが特に好きなんです。独特な世界観があり、物語があるところ。」

そんな園木さんは高校生の頃「ゲームクリエイター」になりたいという夢があり、専門学校に通う事も考えました。ですが、当時は今ほど多様な世の中ではなく、自分に気持ちにフタをして、今のお仕事に就かれたそうです。

 

大谷翔平選手の「二刀流」の姿に感銘を受け、夢が再び動き出す

そんな園木さんがフタをしていた夢が再び動き出すきっかけとなったのが「大谷翔平選手」の二刀流の姿だったといいます。

「今の時代だからこそ、あの二刀流というスタイルを貫く事が出来るけれど、昔だったら出来なかったはず。打者で行くか、ピッチャーで行くか選択をしないといけなかったはずなんです。大谷選手は心のままに自分がやりたい事を選択しているし、今はそれが出来る時代」と熱く語る園木さん。

 

西洋占星術的にも今は物資や財を重視した時代である「土の時代」から「自由で」「多様性」に富んだフレキシブルな時代「風の時代」に入ったと言われているそうです。園木さんの夢が再び動き出しました。

3つのコンセプトを持って作成する絵本

園木さんは、絵本を作成するにあたっての、3つのコンセプトがあります。

園木まささん絵本

①誰かの人生を描く

ご縁があって園木さんが「この人の人生を描きたいな」と思えた人のお話を聞いて、そこから物語を描かれていきます。なんと、「トケイ職人のイトーさん」は、Tsunagu鳥栖の第1弾としても取材させて頂いた伊藤尚史さんでした。

園木まささん絵本

②その人生から得られる「何か」を学んで描く

絵本で描く誰かの「人生」から、多くの人が「何か」を学ぶヒントがあるはず。そんな思いで物語を描いていきます。

③絵本を通じて地域と読者を繋ぐ

実は、「絵本」を読んで欲しいのは「佐賀県」だけではなく、例えば東京や大阪など遠方の方に読んで頂きたいそうです。「佐賀に行ってみようかな?この方に逢いに行ってみようかな?」と、遠方から佐賀に来られる方が、まるでドラゴンクエストの「冒険の書」のように、絵本を持って佐賀に来て頂き、それが地域活性化の一役を担えるようになれたら、と園木さんは夢を語ります。まさしく、ゲーム好きの園木さんだからこそのアプローチですね!

遠方の方に読んで頂いたときの為に、まるで道の駅で販売しているご当地のフルーツに貼ってありそうな「佐賀県産」シールも作成されていました。遊び心満載ですね♪

同じような「名もなき冒険者たち」がチームになりだした

園木さんは考えました。きっと、自分と同じように夢や得意な「何か」を持っているけれど、気持ちにフタをして生きてきた「名もなき冒険者たち=クリエイター」がもっといるはずだと。そこで、絵本を作成するにあたっては、「絵」を書いて頂いたり、「筆文字」で絵本のタイトルを絵本を書いてもらったり、絵本を「動画」にしたり、そこに「声」を吹き込んでもらう「協力者」の方々は、極力、普段別の仕事をしているけれど特異な「何か」を持っている皆さんにお願いしているそうです。皆さん、最初は「いや、私は・・・」と謙遜されたりもするそうですが、実際に書いて頂くと素敵なものが生まれ、結果としてお仕事と別の「二刀流」選手になっていく。「一緒に絵本を作成してくれることで、皆さんの隠れた才能が輝き、もしかしたら羽ばたくきっかけにも繋がるかもしれないと考えるとワクワクするでしょ?」とニコリとする園木さん。何だか、こっちまでワクワクしてきました!

 

こちらは、園木さんのyoutubeチャンネル「木になる絵本屋さん」で公開されている「ロボットのシロー」読み聞かせ動画です。

「木になる絵本屋さん」youtubeチャンネルはこちら

才能はあっても、公表する「場」が無かった人はたくさんいるはず

今はSNSを活用して、誰もが「メディア」になる事が出来る時代。TwitterやInstagram、youtubeで発信し、そこから見いだされ才能が開花する人もいる時代です。でも、まだそのような手段がなかった時代に育った40代~50代世代には、隠れた才能を秘めたがいるはず。園木さんの絵本には、多くの人に新たな夢、止まっていた時計が動き出すきっかけを与えてくれる力があるなーと感じました。「目標」とされている100冊発刊!楽しみにしています!

名前 絵本作家/園木まさ
HP https://kininaruehonyasan.com/
Youtube 「木になる絵本屋さん」
https://www.youtube.com/@user-qr8cb2sf1w
Twitter @kininaruehonya
Instagram @kininaruehonyasan

 

この記事を書いた人

重人プロフィール
         

:中島 重人

鳥栖PLUS 編集長

14歳の頃から22年以上、河川活動に取り組む。Good Newsという団体で筑後川のゴミ拾い活動や自然体験活動を行っています。 家族は妻と長男、そして一卵性の双子の長女と次女の5人家族。2018年、地域プロジェクト「鳥栖PLUS」編集長を務めさせて頂く事になりました!楽しみます! ◆ブログ https://goodnews-0215.localinfo.jp/

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