全国で12か所「鉄道の町」として栄えた当時の鳥栖の姿を伝えていきたい~鉄道カフェ「門トス」店主 田中伍夫さんと、元国鉄OB原英機さん ~

      鉄道カフェ「門トス」店主 田中伍夫さんと、元国鉄OB原英機さん

皆さんこんにちは!!鳥栖PLUS編集長の私、中島重人(@shigehito0505)が鳥栖でキラキラ輝き、活躍する人を取材し繋げていく企画「Tsunagu鳥栖」

第11弾は鳥栖市内唯一の「鉄道専門カフェ」を営む「門トス」店主の田中伍夫さんと、国鉄OBで鳥栖市周辺でSL写真展などを開催してきた原英機さんからお話を伺いました。

機関車62両、職員数5208人 当時の国鉄から公式に、全国で12か所「鉄道の町」として認定された鳥栖市

皆さんは、かつて鳥栖市が九州における陸路交通のかなめとして、機関車が62両、職員数が5208人という、当時の国鉄から公式に、全国で12か所の「鉄道の町」として認定されていた町だった事をご存じでしたか?お恥ずかしい話、私は知りませんでした。確かに現在でも「JR鹿児島本線・長崎本線・九州新幹線」と市内には6つの駅があります。そんな「鉄道の町 鳥栖」にある鉄道専門カフェって、どんなカフェなんだろう?想像するだけでワクワクしますね。

鳥栖市内唯一の「鉄道専門カフェ 門トス」

JR鳥栖駅から徒歩10分弱にたたずむ大正町の「旧佐賀屋ビル」に「鉄道専門カフェ 門トス」があります。ビルの正面ではなく裏側にまわると「幟」を発見!そこから階段を3階まで上ると、鳥栖市唯一の鉄道カフェ「門トス」の入り口です。

店内には線路と街並みの模型がびっしり!

店内に入ると、そこまでの景色とは一変。珈琲を飲んだり資料を見たりすることが出来る「カフェスペース」の奥には鉄道の世界が広がっています。また、単に線路を敷いてあるだけではなく、精巧な街並みの模型も見事!です。

ただ眺めるだけではなく、子どもたちは模型の運転をして遊ぶことが出来ます。帽子も被って雰囲気もばっちり!。

店主は鳥栖市生まれ鳥栖市育ちの田中伍夫さん

こちらが店主の田中伍夫さんです。鳥栖市生まれの鳥栖市育ち。そして、「鉄道ファン」。2015年に、「鉄道ファンや国鉄OBさんらの集いの場所を作ろう」との思いから「門トス」を立ち上げられました。

鉄道仲間の原英機さん

そしてこの日は国鉄OBでかつては鳥栖駅の機関区でも働かれていた原英機さんにもお話を伺いました。

お二人に、かつて栄えた黄金時代期の鳥栖駅についてのお話を伺いました。

鳥栖駅の機関区は「門司駅」「直方駅」に並ぶ九州3大機関区のひとつだった

田中さんから見せて頂いたのは、なんと「昭和31年11月」に実際使われていた、当時の鳥栖機関区構内施設案内資料。当時、鳥栖駅の機関区は「門司駅」「直方駅」に並ぶ九州3大機関区のひとつだったそうです。

電気機関車、ディーゼル機関車、気動車等の運用(列車への上記車両の割当て、操配)、検査、修繕を行い、またそれらを運転する乗務員の管理を行う現業機関。機関区は、ほぼ県庁所在地、地方主要都市、主要線区の分岐する交通市町等にある主要駅に隣接して設置されている。

-引用元コトバンクさんのHP

当時の写真。近所の街並みと見比べても、鳥栖の機関区がどれだけの規模だったかいというのが想像できます。

こちらは当時の資料を参考に田中さんが作成された復元模型。

また、原さんからは、写真展開催時などに使用している当時のSL写真アルバムを見せて頂きました。

うわー、すごいですね!鳥栖市にこんなにも多くのSLの姿があったなんて!と感動していたら、「この写真は俺だよ」と教えてくれました。カッコイイ!国鉄の黄金時代を、共に駆け抜けて来られたのですね。

 

記念撮影

田中さん、原さんと記念撮影。おふたりとも、とっても明るくて笑顔が絶えない取材となりました。

おふたりの夢を教えてください。

最後に、田中さん・原さんのお二人の夢を教えて頂きました。

田中さん:

いつか、鉄道の町 鳥栖の黄金時代の資料などを展示した「資料館」が出来たら良いな

原さん:

九州における陸路交通のかなめとして栄えた鳥栖駅の姿を「門トス」を通して皆さんに知って欲しい。ぜひぜひ多くの方に「門トス」に足を運んでほしい。

お忙しい中、長時間における取材へのご協力。誠にありがとうございました!

鉄道専門カフェ 門トス

【住  所】 鳥栖市大正町784-7 3階

【営業時間】 平日15:30~21:00 土日祝日 10:30~21:00

【定休日 】 火曜日

【座席数 】 8

【駐車場 】 あり2台分

 

 

この記事を書いた人

重人プロフィール
         

:中島 重人

鳥栖PLUS 編集長

14歳の頃から22年以上、河川活動に取り組む。Good Newsという団体で筑後川のゴミ拾い活動や自然体験活動を行っています。 家族は妻と長男、そして一卵性の双子の長女と次女の5人家族。2018年、地域プロジェクト「鳥栖PLUS」編集長を務めさせて頂く事になりました!楽しみます! ◆ブログ https://goodnews-0215.localinfo.jp/

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