パパっていつから？あなたのパパスイッチ！マイナス1歳からのイクカジ講座に行って来ました！！

初めまして！鳥栖PLUS編集部　ママライターの原と申します！普段、みやきエリアを中心に佐賀県全域で活動中です。今回、初めて取材記事を書かせていただきました！お手柔らかに…お願いします☆ 🙂

10月14日（日）、みやきの「コスモス館」で、ファザーリング・ジャパン九州・理事の、馬場さんの講演会がありました。以前、当編集部・ママライターの権藤さんが記事にされていた「お父さん向け」の講座に、女一人潜入取材して来ました！

本来、この講座には女性一人では参加出来ないのですが、取材という事で許可が出ました！男性目線からの「育児や家事について」の意見はなかなか聞けないので、ドキドキしながら伺いました。

一体どんな方がお話しして下さるのかと思っていたら、お話しをして下さったファザーリング・ジャパン九州・理事の馬場さんは、とても優しそうな紳士！講演中も、終始笑顔が絶えませんでした。

ガス抜きする場所がない～父親たちの悲痛な叫び～

私自身、初めて子育てをする中で、そもそも母親ってどこで他のお母さんと交流すればいいの？と日頃から思っていました。若くして結婚、出産し、都会の中での子育てには、常に〝孤独″を感じていました。今でこそ、地域に根付いてお仕事をさせて頂いているので,どこに行ったら良いかわかるようになりましたが、母親ですらどこに行けばいいかわからない状態なのに、育児に普段関わっていない父親は、もっとわからないだろうなと思います。

そこで馬場さんは、子供と一緒に出来るイベントで父親と交流をしたり、父親教室を開催したり、「お父さんの居場所」作りを始めました。

妻を理解してあげる事が大事

今は、完璧にも見える馬場さんですが、実は「良い夫、良い父親」になるのには、あるきっかけがありました。

仕事に日々忙しく働いていた馬場さんは、自分なりには育児をしているつもりでしたが、ある日家に帰ると奥様が幼子を連れて実家へ帰ったそうです。

何時間も気配のない部屋で茫然としたそう。

ただ、馬場さんがスゴイのは、そこから！！

奥様を実家まで迎えに行って、自宅へ戻り、馬場さんは次の日も仕事ですが夜中の1時から朝の4時くらいまで膝をつき合って本音で話をした事です。普通なら、「もう遅いし、明日で良いか。」とか、「あーもうめんどくさい、勝手にしろ。」とか、「とりあえず電話だけしとけばいいだろう。」という発想になると思うのですが、馬場さんは行動しました。

きっと、そこなんです！！夫婦がこれから一緒に生きていくかどうかの境界線は。

奥様も、なかなかコミュニケーションが取れない夫に対して苛立ちもあったでしょう。けれど夫は帰りも遅く、すれ違いのまま胸の内をぶつける相手も無く、言葉の通じない子供にも笑顔でいれなくなったのではないのかな、と。