【合同会社 IRUI 古賀 真さん】人と人はつながっている〜鳥栖の街のプリント屋さん〜

      合同会社IRUI古賀さん

皆さんこんにちは!!鳥栖PLUS編集長の私、中島重人(@shigehito0505)が鳥栖でキラキラ輝き、活躍する人を取材し繋げていく企画「Tsunagu鳥栖」

 

第4弾はこの方!!

「合同会社IRUI(イルイ)」代表の古賀真さんの元を訪ねてまいりました。

合同会社IRUIさんは、鳥栖市藤木町の田園地帯に拠点を構え、Tシャツやポロシャツ、スエット、ジャンパー等の「シルクスクリーン印刷」を行っていらっしゃいます。また、シルクスクリーン印刷だけで無くロゴマークデザインから請け負って頂く事も可能です。

 

1枚1枚すべてが手作り!真心込めて製作されています!!

合同会社IRUIさんは、代表の古賀真さんとお兄様のご兄弟2人で経営されています。真さんは、ロゴマークのデザインなどを主に担当。お兄様は、1枚1枚全て真心込めて手作りする、製品を印刷するインクの配合などを行う「職人」を担当されています。

 

はじめは、身近な人達にTシャツを作ってあげる事からはじまった。

古賀さんにお話を伺うと、IRUIさんは2011年、とあるカレー屋さんでお友達のデザイナーさんとお話をしていた際に始まったそうです。

 

はじめは、好きな絵を書いて身近な人達にTシャツを作ってあげたりする事から始まったIRUI。その後、2014年に本格的に起業する事を兄弟で決意。おふたりで切磋琢磨しながら頑張っています。

IRUI 工房プレート 

 

シルクスクリーン印刷って?

そもそも、皆さんも何となく聞いた事はあるかもしれませんが、「シルクスクリーン印刷」って知っていますか?

シルクスクリーンとは、インクを版から透過させる事によって印刷する古くからある技法。

つ、つ、つまり??という皆様に朗報が(笑)なんと!製造現場である工房を見学させて頂きました。

「回転台」という専用の機械に「メッシュ」と「乳剤」で出来た版をセットし、油性のインクをTシャツなどの衣類に1枚1枚丁寧に印刷していきます。何とも、インパクトのある機械でした。

インクの配合も、版も、出来る物はすべて手作り

印刷作業を行う現場近くには、沢山の特色インクが・・・。

そう、実はこのインクは全てお兄様がご自身で配合して完成させた特色インクです。「手作り」といえど、インクや版などは購入して製造されているのかなと思っていた私はびっくり!印刷だけでなく、そのインクの配合まで手作り!!凄い!

 

ところが、

 

古賀さん:「版も自分達で作ってますよ(●^o^●)」

中島:「えー!?(@_@;)」

 

大事に保管された1,000枚以上の版たち。これ全て、手作りです!

・版を作る=手作り

・特色のインキ配合=手作り

・印刷も1枚1枚手作業

 

IRUIさんは心から真心を込めて、製品を日々作られているのだなと感動しました。

 

販売する製品のほぼ9割は鳥栖市以外のお客様へ

版が置いてある棚を見学させて頂いていると、「あれ?お客さんって鳥栖だけじゃないんだ?」と思い聞いてみると「ほぼ9割は鳥栖市以外のお客さんですよ」と古賀さん。大学のサークルであったり、部活、お店などお客様も様々。これは意外でした。

 

印刷後、乾燥機へ→完成!!

そして、いよいよ印刷した衣類は、特別な乾燥機で乾燥させていきます。季節にもよりますが、最大200度の温度で乾燥させて行くとの事!

シャツの品質によっては、この乾燥時に縮んでしまう事もあるそうです。なので、お客様から依頼を受ける時には衣類の品質・特徴もしっかりと理解した上で「こちらの生地がいいですよ」とオススメされるそうです。

 

どんな風に注文すればいいの?

オリジナルの製品を作りたい時は、専用の「オーダーシート」に文字やデザインイメージを書いてメール・LINEもしくはFAXで送るだけ!!

 

中島:「え?文字とかイメージとか手書きなんですか?そこからデザインを起こすって結構大変じゃ・・・?」

古賀さん:「そこは兄弟で僕が担当する僕が頑張る所ですね(笑)」

中島:「さ、流石です!」

合同会社IRUI WEBサイトより引用

うーん、非常に分かりやすい。

 

完成した製品を見て、喜んで下さるお客様の笑顔が最高の喜び

ご自身で出来る事は何でも手作りにこだわり、愛情込めて製造される各種衣類の数々。そんな古賀さんに、「このお仕事の1番の喜びを教えて下さい」と聞いてみました。

 

「やっぱり、こんな物を作りたいんですよ〜と、ゼロの状態から相談して頂くお客様の思い。それをデザインに起こして、版を作り、インクを配合し印刷して製品を作る。そうやって完成した製品を見て喜んで下さっているお客様の姿。これが何よりの喜びですね。

 

IRUIのコンセプトは(人と人はつながっている)なんです。インターネットが普及して、ネットで何でも出来ちゃう時代ですが、実際にお会いして思いを聞いて一緒にひとつのものを作り上げて行く。そんなご縁を大事にしていきたいですね。」

 

今は鳥栖市外のお客様が中心のIRUIさんですが、鳥栖にも各団体さんやお店・スポーツクラブなどなど「自分達のユニフォーム・帽子などが欲しいな〜。でも、自分達でデザインを考え、制作するのってなかなか大変。」そう思っている人達は沢山いるはず。

 

「鳥栖市近辺の近場であれば、繁忙期などはお会いするタイミングを相談させて頂くかもしれませんが、僕が会いに行き、思いを聞いてデザインから製品に作るまでやりますよ!」という古賀さん。

 

ぜひぜひ、鳥栖市の皆様にもっともっとIRUIさんを知って頂きたいな〜と感じました。

 

事務所に戻り、取り扱っている衣類の数々についても教えて頂いた古賀さん。

IRUIさんオリジナルデザイン

最後に1枚、記念写真をお願いします!

「Tsunagu鳥栖」を続けて4回目、鳥栖でキラキラ輝き、活躍する人に出会う度に刺激を受け、取材をさせて頂く事を誰よりも楽しませてもらっている私です。今回も最初から最後まで笑顔の絶えない、楽しくて、感動しっぱなしの素敵な取材となりました。

 

古賀さん、ありがとうございました!!

合同会社IRUI

会社名 合同会社IRUI
住 所 鳥栖市藤木町1500-1
TEL 0942-85-9574
FAX 0942-85-9751
MAIL koga@i-r-u-i.com
WEBサイト http://www.i-r-u-i.com
Facebook https://www.facebook.com/irui1201/
Instagram https://www.instagram.com/i_r_u_i/
LINE ID   irui1201

 

会社へのアクセス

 

この記事を書いた人

重人プロフィール
         

:中島 重人

鳥栖PLUS 編集長

14歳の頃から22年以上、河川活動に取り組む。Good Newsという団体で筑後川のゴミ拾い活動や自然体験活動を行っています。 家族は妻と長男、そして一卵性の双子の長女と次女の5人家族。2018年、地域プロジェクト「鳥栖PLUS」編集長を務めさせて頂く事になりました!楽しみます! ◆ブログ https://goodnews-0215.localinfo.jp/

この人が書いた記事一覧 ⇒

新着記事

こちらもCHECK!


TOPへ